瀬谷区や旭区を歩いていると、「ここは何の建物だろう?」と気になる一軒家のような場所があります。「ぱんの木」「LocoHome」という看板、一度は見たことありませんか?

パン屋さん?カフェ?
そう思う方も多いかもしれませんが、実はここは障がいをもつ方が共同で暮らすグループホームなんです。地域に根ざした暮らしを大切にしながら、「生活そのもの」を支える取り組みを続けています。
まるでリゾートのような外観とインテリア
ぱんの木が運営するグループホーム「LocoHome」は、いわゆる施設らしさを感じさせない外観と内観が印象的です。
その根本には、支援の場である前に「暮らしの場」であってほしいという考えがあるから。
地域の中に自然に溶け込み、入居者の方が「自分の家」として安心して過ごせることを大切にしています。そのため、初めて見る人が「ここは何をしている場所なんだろう?」と感じるのも無理はありません。
LocoHomeってどんなところ?
LocoHomeでは、支援員さん(日勤職員)と世話人さん(夜間職員)による24時間の見守り体制のもと、入居者一人ひとりのペースに合わせた生活が営まれています。
入居者さんのほとんどが日中は各々が作業所などで就労をしており、ここから出かけて、ここに帰ってきます。
LocoHomeでは利用者さんが出かける就労支援との密な連携や、月に2回訪問看護師が訪れて血圧や体温の測定をおこなうなど、グループホーム内だけでなく、たくさんの人と関わりながら暮らしていけるよう積極的に取り組んでいます。
支援と聞くと「何かをしてあげる」というイメージを持たれがちですが、ぱんの木が大切にしているのはあくまでも自立を妨げない距離感で、そっと寄り添うこと。
食事は、就労支援B型事業所「ぱんの木」から届く食材を使い、世話人さんがキッチンで手作り。家庭と同じように、手作りの食事を毎日提供しています。
お風呂や洗濯、身支度などの日常生活は”なるべく自分で”出来るように、職員さんが優しく声をかけながら見守り支援をします。
支援をする人、される人、というよりも、同じ時間を同じ場所で過ごす人と人。というようなかかわり方で、コミュニケーションを通して信頼関係を築いている姿がとても印象的でした。
学福農商という考え方
LocoHomeを運営する法人「ぱんの木」が力を入れている取り組みの一つが、学福農商という考え方です。
学福農商とは、教育(学)・福祉(福)・農業(農)・商業(商)が連携し、それぞれの分野がつながりながら、地域の中で循環を生み出していく取り組みです。
ぱんの木では、障害福祉事業所の利用者さんや地域の学生さんとの「フラワーロードプロジェクト」やミツバチから採れるハチミツの瓶詰作業、ハーブ畑でのホーリーバジルの収穫・加工・販売や農家との交流を通し農福連携を行い、障がいのあるかたと社会と交わる場所を提供しています。
そういった背景もあり、お庭があるホームでは「LocoFarm」という畑で季節の野菜を育てているんだそう。採れた野菜を利用者さんのお昼の材料にしたり、イベントとして各ホームで収穫祭を行うことも。
地域の中で、静かに根を張る存在として
ぱんの木が目指しているのは、特別な支援の場ではなく、地域の中で当たり前に存在する暮らしの場所です。
ぱんの木がどんな場所で、どんな人たちが、どんな日常を送っているのか。
暮らしのすぐそばにあるこの場所を知ることが、地域で暮らす私たち自身の気づきにつながっていく。そんな大切さを感じた取材でした。
支援員として働くということ
ぱんの木が運営するLocoHomeでは、現在支援員として働く人を募集中です。
特別なスキルや資格は必要ありません。
なによりも大切なのは「子を思う親の心」を持って入居者ひとりひとりの日常に寄り添い、日々の会話を大切にしながらあたたかな関わりができることです。
業務は事務作業を中心に、入居者さんのお薬の一日のスケジュールの確認や、お薬の管理など、暮らしの中にある小さな積み重ねが、生活を支える基盤となります。
福祉の仕事が初めての方でも、人と向き合うことを大切にしたい方、地域の中で意味のある八鍬有を担いたいと考えている方であれば、無理なくスタートできる環境です。
さらに資格の取得を支援する制度もあるため、手に職をつけて長く働いてみたい!という方にもぴったりですよ◎
少しでも気になった方は、まずは見学やお問い合わせからでもOK!
どんな場所なのか、どんな人たちが暮らしているのか。実際に見て、感じてみてくださいね。
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