今回ご紹介するのは「瀬谷市民の森」。地元の方は訪れたこともあるかもしれません。
この場所を知らない方に見せると「ここ、ほんとうに横浜なの…?」と驚かれるほど豊かな自然が残っています。
18ヘクタールの大自然が広がる
瀬谷市民の森の面積は18.2ヘクタール。サッカー場で例えると45個分もの広さ。
さらに隣接する「上川井市民の森」「追分市民の森」「矢指市民の森」と合わせるとなんと東京ドーム11個分の森が広がっています。
真っすぐに立つ立派なスギやヒノキが印象的な風景で、木々の隙間から木漏れ日の差す森の中はまさに非日常。近隣の人々の憩いの場となっています。
夏には青々とした緑が目に鮮やかで、秋には枯葉を踏む音が心地よい森のおさんぽ道。季節によって景色が移り変わるのもこの場所の魅力です。
和泉川の源流があり、ホタルの保護区になっている
森の中には和泉川の源流があり、せせらぎを覗いてみると様々な生き物が観察できます。
ホタルの生息エリアに関しては、ホタルの幼虫や住処に悪影響を与えてしまう可能性があるため不用意な立ち入りはNGとなっています。(立ち入り制限の看板がたててあります)
森にはカブトムシやクワガタも生息しており、夏には虫取りをするキッズも多いとか。
幼児さん向け「森のおさんぽ会」も人気
「森のおさんぽ会」は子育て中の親子が気軽に集まれる場所づくりを目的とし、幼児~学童期の子供と親を対象としたイベントを行う「TEAMドルフィン」の活動のひとつ。
寄り道をしながら、どんぐりを拾ったり、木の枝を拾ったり、丸太の橋を渡ったり、子供の目線を追いながら子供達のペースで、お友達と一緒に森をおさんぽをします。
落ち葉や枝を踏む感触を楽しむ子、どんぐり拾いに夢中の子、木の枝で丸太を叩いて音を楽しむ子。目で耳で鼻で、五感を使って自然を感じながら、親子でのんびりとした時間を過ごします。
おさんぽ会ではクラフトも行います。まつぼっくりに毛糸を巻いて、目を付けて、はっぱなどで耳を付けてみたり、落ち葉に絵の具で色を着けたり。(クラフトの内容は回によって異なるため、都度ご確認ください。)
未就園児(主に0歳~3歳)が対象で、事前予約をすればどなたでも参加することができます。おさんぽ会の詳細は下記へ。実際のおさんぽ会の様子は代表の森さんのブログから。
TEAMドルフィン 森千佳さんのブログはこちら
瀬谷市民の森
住所:神奈川県横浜市瀬谷区瀬谷
アクセス:瀬谷駅から徒歩20分
相鉄線三ツ境駅から徒歩25分
三ツ境駅から相鉄バス・神奈川中央交通バス「聖マリアンナ医科大学病院前」下車徒歩5分