2027年に開催される「GREEN×EXPO 2027(国際園芸博覧会)」
正直、「どんな場所になるの?」「何をやるの?」と、まだイメージが湧いていない方も多いのではないでしょうか。
そんな中、上瀬谷エリアで新たな取り組みがスタートしました。
今回行われたのは、「相沢川」エリアでの試験栽培開始セレモニーと田植えイベント。
実際に現地を訪れてみると、そこには想像していたよりもずっと「瀬谷らしい」未来の風景が広がろうとしていました。
「相沢川」とは?
相沢川は、GREEN×EXPO 2027の会場となる旧上瀬谷通信施設の中を流れており、会場付近を源流として大和市との境界付近を経て境川へと注ぐ、地元の人たちにとってはとても馴染みの深い準用河川です。
今回ご紹介するのは、GREEN×EXPO 2027会場内に整備される「相沢川エリア」。この地域では長年土地利用が制限されていたこともあり、相沢川の水を活用しながら農業が営まれてきました。

そんなこちらのエリアですが、現在横浜市では博覧会後の防災公園化も見据えながら基盤整備を進めており、今回の水田もその一環として整備されたそうです。
“博覧会終了後も、農地の景観を残していく予定”
ということで、イベントのためだけの一時的な展示ではなく、上瀬谷の風景そのものを未来へつなげようとしているのです。
春はレンゲ、夏はヒマワリ、秋には稲穂
今回の「相沢川」エリアでは、水田3枚、畑4枚を活用し、季節ごとに景色が変化する展示が計画されています。
春にはレンゲ畑。初夏には黄金色の麦畑。夏には満開のヒマワリ。そして秋には、実りを迎えた稲穂。単なる“展示”ではなく、季節の移ろいそのものを感じられる空間になりそうです。さらに、紅花や綿など、暮らしや食につながる植物も栽培予定。
「茶碗一杯のごはんができるまで」
「パンやうどんの原料って?」
そんな“農と食のつながり”を、実際に見て、触れて、体験できる場所を目指しているそうです。
地元の農家さんたちとJAが協力
今回の試験栽培は、JA横浜の組合員である地元農家7名の協力のもとで行われています。
セレモニーでは、協力農家の皆さんの紹介も行われ、実際に田植えの指導も担当。各組織の役員が、水田に入りながら苗を一本一本手植えしていきました。

今回植えられた品種は、神奈川県産の「はるみ」。
JA全農が開発した品種で、今後この土地での適性も確認していくそうです。
また、今後は除草作業を効率化する機械など、先進技術の導入も検討されているとのこと。“昔ながらの農”だけではなく、持続可能な未来の農業モデルとしての挑戦も始まっています。
「農業のリアル」を体験できる場所へ
会期中には、来場者向けのガイドツアーや体験ワークショップも予定されています。
- 田植え体験
- 稲刈り体験
- クイズ形式のガイドツアー
- 食や農を学べる体験企画
などを通して、都市に暮らす人たちにも“農の価値”を伝えていくそうです。特に印象的だったのは、「農に親しみ、農と食のつながり、農がつくる暮らしを知る」という考え方です。
ただ見るだけの博覧会ではなく、実際に体験し、肌で感じながら学べる場所になってゆくのだなと感じました。
上瀬谷の未来を、少しだけ想像できた日


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