2026年10月4日(日)、横浜市旭区にある聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院で、子ども向けの医療体験イベント「マリフェス!」が開催されました。
医師や看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士など、病院で働くさまざまな職種の仕事を体験できる、病院ならではのイベントです。
会場には小中学生を中心に多くの親子が訪れ、普段はなかなか見ることのできない医療の現場を、楽しみながら体験していました。
普段は入れない手術室を見学!
今回、特に注目を集めていたのが「手術室バックヤードツアー」です。
病院の手術室は、患者さんや医療従事者以外が入る機会はほとんどありません。子どもたちは病院スタッフの案内を受けながら、普段は見ることのできない手術室の中を見学しました。
実際の医療現場に足を踏み入れるという、少し緊張感のある特別な体験。手術室の設備や医療器具を興味深そうに見つめる子どもたちの姿が印象的でした。
医療ドラマや教科書で見るだけでは分からない、本物の医療現場の空気に触れられる貴重な機会となりました。
楽しみながら体の仕組みを学べるワークショップ
会場では、心臓や肺、肝臓、大腸などのイラストを使ったオリジナル缶バッジ作りや、シール作りのワークショップも開催されました。
好きなイラストを選び、自分だけの作品を作れるため、小さな子どもたちも夢中に。楽しみながら臓器の名前や体の仕組みに興味を持つきっかけになるかも!?
完成した缶バッジやシールをうれしそうに見せる子どもたちの姿もあり、医療を難しいものとしてではなく、身近なものとして感じられる企画でした。
お気に入りのぬいぐるみが患者さんに
「Dr.いわな坊主のぬいぐるみ診察」では、子どもたちが持参したお気に入りのぬいぐるみが“患者さん”に。
Dr.いわな坊主がぬいぐるみを診察し、子どもたちはその様子をすぐそばで見守ります。
身長や体重の測定に加えて、普段どんなふうに一緒に過ごしているのか、出会ってどれくらいかなど、問診をしてもらいました。
大切なぬいぐるみを通して診察の流れを体験できるため、病院や医師に親しみを持つきっかけにもなりそうです。子どもたちの優しい表情が印象に残る、温かなコーナーでした。
身近な食べ物に含まれる塩分・糖分にびっくり!
管理栄養士のコーナーでは、一日に摂取すべき野菜の量や、子どもたちにもなじみのある食べ物や飲み物を使い、含まれている塩分や糖分の量を分かりやすく紹介していました。
普段何気なく口にしているものに、どれくらいの塩分や糖分が含まれているのか。実際の量を目で見て知ることで、子どもたちだけでなく保護者からも驚きの声が上がっていました。
身近な食品を題材にしているからこそ、自分の食生活や健康について考えやすい内容になっていました。
心臓マッサージとAEDにも挑戦
「内科こども救急体験」では、心臓マッサージやAEDの使い方を体験しました。
スタッフから手順を教えてもらいながら、真剣な表情で心臓マッサージに挑戦する子どもたち。命を守るために必要な行動を、実際に体を動かしながら学んでいました。
いざというとき、大人でも落ち着いて行動するのは簡単ではありません。子どもの頃から救命処置に触れることは、命の大切さを考えるうえでも貴重な経験になったのではないでしょうか。
地域の病院がもっと身近になる一日
病院は、病気やけがをしたときに訪れる場所というイメージが強く、子どもにとっては少し怖い場所でもあります。
しかし今回の「マリフェス!」では、医療の仕事を体験したり、体の仕組みや健康について楽しく学んだりすることで、病院やそこで働く人たちを身近に感じることができました。
地域を支える大きな病院が、子どもたちや地域の人に向けて扉を開き、医療を知る機会を作る。こうした取り組みは、将来の仕事を考えるきっかけになるだけでなく、健康や命について家族で話すきっかけにもなります。
病院だからこそできる体験が詰まった「マリフェス!」。子どもたちの驚きと笑顔があふれる、特別な一日となりました!
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院
所在地:神奈川県横浜市旭区矢指町1197-1
アクセス:相鉄線「三ツ境駅」から徒歩約12分
電話:045-366-1111(代表)




