2024年11月23日(土)せや活動ホーム太陽本館で行われたイベントSUNSUNフェスタ2024のイベントの様子をお届けします!
瀬谷はーとが運営するせや活動ホーム太陽本館は、18歳以上の身体・知的障害のある人たちの昼間の活動場所として、個々の興味や目的を尊重し、創作・文化的プログラムや社会参加の促進などを通じて、活き活きと過ごせるようにサポートする活動拠点です。
SUNSUNフェスタは、地域の方に障害への理解を深めてほしいという想いで毎年開催されています。
この日は地域の福祉事業者さんも大集合
このイベントでは、開催場所であるせや活動ホーム太陽を運営する瀬谷はーとさんだけでなく、地域の福祉事業者さんたちも大集合。
作業所に通う方たちが心を込めて作りあげた、お菓子やアクセサリー等の小物、陶芸品などのハンドメイド品の販売が行われました。
ひとつひとつの製品を作り上げ、販売を通してお客様に喜んでいただくことで、さらに「働くこと」へのモチベーションにも繋がっていくのだとか。
わたしはせや活動ホームさんの中にある「Sun sun cafe」のダイヤモンドサブレが大好きで、お祭りや販売イベントで見つけると必ず購入させていただいています。バターが効いたリッチな味わいで、大好きなクッキーです。
このクッキーはイベントの日だけでなく、普段の日もこちらで購入することができますので、この記事を読んでいるみなさまも、ぜひ召し上がってみてくださいね。
瀬谷の逸品認定フードの出店も充実
瀬谷の逸品コーナーでは以下4店舗が出店。普段は瀬谷区内のそれぞれの店舗でしか購入できない商品を一度で手に取れる、貴重な機会となりました。
- お菓子工房Keimin
- デニッシュハウス
- オカダミート
- パティスリーシェ・イル
ステージには地元高校生やアーティストが集結
2階のステージではこの日のために集まった出演者たちによるパフォーマンスが行われました。
- 横浜隼人高校和太鼓部
- Mr.馬場ピアノリサイタル
- 津軽三味線小山流師範 小山憲斗
- 横浜瀬谷高校吹奏楽部
- 書道パフォーマー 粟津紅花
- 瀬谷はーと職員によるスペシャルパフォーマンス
どの時間も非常に多くの方が集まり、演奏やパフォーマンスを楽しみました。
テレビやラジオにも数多く出演されている書道パフォーマーの粟津紅花さんは、せや活動ホーム太陽の利用者さんたちの想いで縁取られたキャンバスに「想」という字を丁寧に書き込みました。緊張感漂う中、みなさんも息をのんで見守っていました。
たくさんの人の想いが込められた特別な1枚です。
体験コーナーも大人気
販売だけでなく、各種体験コーナーも大人気でした。作業所で使われているという機織りの体験では、普段はなかなか触れられない機織り機を実際に動かしながら、手作りの奥深さを感じることができました。
車いす・目が見えない体験では、当事者や介助者の体験を通して、どうしたら安心して過ごせるかを考えるきっかけを与えてくれました。
わたしは実際に車いすに乗って施設の外まで移動してみましたが、普段はなんとも思わないような少しの坂道や道路の段差でも、車いすでは影響を大きく感じました。
頭で理解しているつもりでも、実際に体験してみないとわからないことも多くあります。
誰もが安心して暮らせる街づくりのために、地域の一人一人が理解を深め、温かく見守っていけるようになるといいなと、このイベントを通して改めて思いました。
今後も地域の人たちとの繋がりを深めていきたい
最後に、瀬谷はーとの太田さんより、地域の皆様に向けてメッセージを頂戴しました。
「毎年恒例のSUNSUNフェスタですが、今年は特に例年よりも沢山のかたに来ていただくことができました。
多くの事業者さんにご協力いただきながら、利用者さんや職員たちが力を合わせ、半年間かけて準備してきたので、予想以上に賑わい、大変うれしく感じています。
このイベントを通して、車いすの方や障害のある方を身近に感じて、知ってもらい、今後も温かく見守っていただければと思います。ありがとうございました。」
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