瀬谷区にある下瀬谷保育園は、「こどもをまんなかに」をスローガンに、こどもたちの発想や自主性を大切にした保育しています。今回は、瀬谷なびが実際に訪れて感じた下瀬谷保育園の魅力についてご紹介します。
こどもも先生もみんながうれしい保育園
下瀬谷保育園がめざすのは、こどもたちの発想や個性を尊重し、こどもたちが自信を持って成長できる場所。ここで過ごすこどもたちはもちろん、保護者や保育士、地域社会の人々。保育園に関わる「みんながうれしい」環境を作り上げています。
また、地域との関わりも大切にしており、近所の親子に向けて園庭開放なども積極的に行っています。今後は地域の方への図書の貸し出しや、子育てイベントなども積極的に行っていく予定なんだとか。
こどものやりたい!にみんなが全力
下瀬谷保育園を見学させていただいて感じたことは、みんなが全力なこと。子ども達がドッチボールをすれば、子供たちが全力なのはもちろん、先生たちも全力で応援。
お砂場に水を流して遊べば、先生もそれを見守り、お砂がどうなっていくのかをみんなが真剣に観察します。
こどもたちと同じ目線に立ち、こどもたちと同じ熱量で、先生たちも一緒に楽しむ。そんな姿が印象に残っています。こんな風に向き合ってくれる素敵な先生たちと過ごしていると思ったら、親としてはなによりも嬉しいことですよね。
廊下には子供たちが手に取りやすいように工夫された絵本コーナーがあります。以前は小さい子向け、大きい子向け、という風にカテゴリを分けていたそうですが、大きい子が小さい子向けの絵本を読んだっていいよね。と見直され、「あいうえお順」にリニューアル。
その背景にはこんなエピソードが…
ある時、赤ちゃん絵本を手に取った年長クラスの子に「この絵本好きなの?」と聞くと「うちに赤ちゃんがいるから」と答えたことがあったんだとか。
『赤ちゃんにも読んであげたいと思ったのかな?』
『赤ちゃんが可愛くて仕方がないのかな?』
その子が赤ちゃん絵本を手に取ったのには、その子なりの想いや理由があったのです。
その出来事をきっかけに、小さい子はこれ、大きい子はこれ、と大人が決めつけてしまうのではなく、こどもたちが好きな時に好きな絵本を自由に選べるように、絵本の並べ替えをしたそうです。
大人が決めたルールをむやみに押し付けるのではなく、こども一人一人の気持ちにそっと寄り添い、気持ちを汲み取り、よりよい環境を作っていこうという先生方の姿勢に感銘を受けました。
美味しい給食にもアイデアいっぱい
下瀬谷保育園では、菜園活動で育てた野菜でクッキングをしたり、各都道府県の郷土料理やB級グルメを参考にした『ご当地給食』を取り入れながら食育も大切にしています。
この日の給食のメインは「コロコロおでん」。冬に食べたくなるおでんを子供たちの一口サイズにしたアイデアメニューです。味がしみしみのおでんは、こどもたちの大好きなウインナーも入っていて、大好評なんだとか。
そんな下瀬谷保育園の給食を支えるのが、園の栄養士さんたちです。
「こどもたちにおいしいだけでなく、心も豊かになる食事を届けたい」という思いで、美味しく楽しく、みんなが食べたくなるようなメニューの工夫や栄養バランスに細心の注意を払っています。また、郷土料理に込められた歴史や文化を知るきっかけを作ることで、食への興味や感謝の心を育むことを目指しています。
一緒に働く保育士さんも募集中です!
下瀬谷保育園では、保育士さんも随時募集中。
求める人物像は、子どもにとって嬉しい先生、楽しい先生。
実技重視ではなく、人がらや、面白さ、笑顔重視です!
先生が心の底から楽しむからこそ、子どもも保護者も楽しくなれるのだという園の理念に共感した方はぜひ園にお問い合わせのうえ、まずは見学に行ってみて下さいね。