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【横浜市/瀬谷区】保活を始める前に知っておきたい【手続きのステップとスケジュール】

保活を効率よく進めていくための第一歩として、まずは年間スケジュールを把握しておくことが大切です。この記事では、横浜市の認可保育園への入園を考えている方が知っておきたい「保活の年間スケジュール」をわかりやすくまとめました。

対象の保育園について解説

この記事でご紹介するスケジュールは、区役所に申し込む保育園(認可保育施設)を対象としています。認可保育園の種類は5種類あります。

  • 認可保育所
  • 認定こども園※(保育利用)
  • 小規模保育事業
  • 家庭的保育事業
  • 事業所内保育事業

※認定こども園は保育園と幼稚園の両方の機能を併せ持った施設です。

下記の保育園は区役所ではなく各施設に直接申し込むため、今回ご紹介するスケジュールとは異なります。

  • 横浜保育室
  • 企業主導型保育事業
  • 届け手済認可外保育施設

ちなみに瀬谷区内の認可外保育園は2か所のみとなっています。

保活の全体的なスケジュール

この年間スケジュールは「認可保育施設への4月入所希望の場合」のスケジュールです。年度途中でも申し込みは可能ですが、実際のところ年度途中での入所はほぼ不可能です。

保育園への入園を希望する場合は4月入所希望・10月に申請書類提出!ということだけでも覚えておいてくださいね。

特に申請書類の提出は期日厳守のため、それまでにしっかりと情報収集・準備をしておきましょう。

4月以降・情報収集

まず保活のファーストステップとして、情報収集を行いましょう。収集しておきたい情報は下記を参考にしてくださいね。

①保育園の利用申請について

保育園は誰でも入れるわけではありません。

  • 会社や自宅を問わず、月64時間以上働いている
  • 病気やけが障害のため保育が必要
  • 出産の準備や出産後の休養が必要
  • 病人や障害者を、月64時間以上介護している
  • 仕事を探している
  • 育児休業を終了し、仕事に復職する

以上のように保育園を利用するためには「保育の必要性の認定」を受ける必要があります。また、事由によって保育園を利用できる機関や時間も異なるため、自分がどこに当てはまるかも確認しておきましょう。詳しくはこちら

②自宅から通える範囲の条件に合う保育園をピックアップ

保育園によって、受⼊人数・受け入れ開始年齢が異なるため、必ず確認しましょう。また、開所時間も保育園によって異なります。朝は出勤時間に間に合うか、終業後お迎えに間に合うかなども確認しておきましょう。

横浜市内の保育園であればお住いの区以外の保育園も希望できます。瀬谷区の中でも旭区との境に住んでいるという方は旭区の保育所、泉区が近い方は泉区の保育所も視野にいれつつ情報収集をしてみてくださいね。

ちなみに大和市は在勤または在住の人に限るため、保育園の検討対象にはなりません。※認可外保育園は個別対応となります。

令和6年度 瀬谷区保育施設一覧(令和6年4月現在)

③必要であれば区役所で相談してみる

区役所には保育・教育コンシェルジュがいます。保育の希望や⼀⼈ひとりの働き⽅など、相談者にあったサービスを紹介してくれますよ。なにから始めたらいいかわからない!なにもかもがわからない!という方は相談して、イメージを掴んでみるのもおすすめです。

要予約制ですので、詳しくは区役所のホームページをチェックしてくださいね。

瀬谷区こども家庭支援課保育担当/コンシェルジュ相談予約 

045-367-5782(平日8:45~17:00)
※ご相談を実施していない日もございます。瀬谷区ホームページはこちら

 

6月~9月・保育園の見学や希望園の決定

自宅から通える範囲内で条件に合う保育園をいくつかピックアップしたら、実際に見学をして具体的に検討する入園先を絞り込みます。

瀬谷区に住む子育て世帯は年々増えており、それに伴い保育園も年々入りにくくなっていると言われています。特に駅周辺の保育園は激戦のため、できるだけ範囲を広げて希望の園を多く記入するのがおすすめです。※横浜市の場合、記入できる希望園の数に上限はありません。

先述の通り横浜市内であれば他区の保育園への申し込みもできるので、区境に住んでいる方は区内に限らず、通える範囲内でできるだけ多くの保育園を見学して希望園を決めてみるとよいでしょう。

保育園見学でチェックしたいポイントや見学の流れについては別記事でまとめていますので、合わせて参考にしてくださいね。

【横浜市瀬谷区】保育園見学の流れ&当日の服装や、チェックしたい項目リストまとめ保活を始める上でまず欠かせないのが、保育園の見学です。安心して子供を預けられる施設を選ぶために、必ず保育園の見学を行うようにしましょう。...

8月・横浜市の保育園申請日程が告知される

8月になると、横浜市の保育園の申請日程の告知が行われます。

ここでチェックしておきたいのが

  1. 募集要項・申請書類の受け取り日程
  2. 利用申請の締切日

この2点です。申請書類の受け取り➡申請の締め切りまでは約1ヶ月間です。ここを逃すと4月入園希望の申請ができなくなってしまうため、4月の入園を希望する場合はこの2つの日程を必ず確認しましょう。

10月・一次申請申し込み開始 ※提出期日に注意!

令和7年の日程はまだ発表されていませんが、例年、横浜市の募集要項・必要書類の受け取り日程は10月になっています。

ちなみに令和6年4月1日からの利用希望者の一次申請の提出日程は令和5年10月10(火)~令和5年11月6日(月)消印有効と、1ヶ月間ありませんでした。

申請書類の不足や不備があると選考に進むことができなくなるため、提出前に不備がないか、しっかりと確認するためにも時間に余裕を持って準備しましょう。

11月・申し込み締め切り

11月上旬に利用申請の締切日があり、期間内に郵送で申請書類を送ります。期日厳守のため、この日程は必ず確認しておきましょう。

2月・一次利用調整の結果通知➡二次利用申請開始

一次利用の調整後、定員に満たなかった場合や内定者の辞退で空きが出た場合には二次利用調整が行われます。(一時利用調整で保留になった方は自動的に二次利用調整の対象となります。)

※二次利用の申請は区役所のこども家庭支援課宛に提出します。

3月・二次利用調整の結果通知

3月には二次利用調整の結果通知が行われます。この時点で保育園の入園が決まらなかった場合には一時保育の利用などを検討する必要があります。