前回の記事では二ツ橋の水辺公園からスタートし、関ヶ原の水辺の河津桜をゴールにした和泉川のおさんぽ。
今回はその先、最終地点の「めがね橋」がある「宮沢遊水地」まで歩いてみました。
関ヶ原の水辺からスタート
まずは前回のゴールだった関ヶ原の水辺からスタート。こちらは3月1日時点でまだ河津桜が咲いていましたが、近くで見ると葉っぱもでてきていました。
このあたりは左手に和泉川、右手には農地。のほほんとした田舎の風景が味わえます。
畑に実っている野菜を眺めながら歩いていると、一風変わった様子の橋が見えてきました。
お隣?音鳴り?赤関おとなり橋
「おとなり橋」の名前は平成元年の河川改修「ふるさとの川モデル事業」の一環として橋が付け替えられた際、原小学校の生徒に橋の名前を公募し、選ばれたそう。
橋についている「鳴らし車」の音がなる事から《音鳴り》。阿久和南にある阿久和小学校と、阿久和東にある原小学校はそれぞれ《お隣》同士で、橋を渡って遊びに行く。という2つの意味が込められているんです。
この「鳴り車」が橋に全部で8つ付いていて、回すとからんころんと音がなります。
鳴り車がついている理由は、子供達が広場のように楽しみながら橋を渡れるように。という理由だとか。
おとなり橋のすぐそばには河津桜が咲いていました。ベンチもあって、休憩にぴったり。
もう少し行くと右手には宮沢バス停があります。
豊かな風景が広がる宮沢遊水地
そこからさらに行くと「めがね橋」が見えてきました。反対側の道に行った方がよかったかな…と思いつつ、めがね橋を通り過ぎ、ひとまず奥まで進みます。
左側が遊水地。ここから降りてみます。
見渡す限りの広い芝生広場が広がっていました。ここは多目的広場となっていて、この日は平日のお昼すぎで人が少ないですが、バトミントン、サッカー、キャッチボールなどが思い切り楽しめそうです。
さらに奥に進むと下池があり、ここでは釣りを楽しむ方たちがいました。なにが釣れるんだろう。耳を澄ますと新幹線の音。そして写真右奥には最近できた業務スーパー横浜いずみ店が見えます。
この宮沢遊水地は河川の氾濫を防止する目的で河川の水を貯留するための施設ですが、治水上の機能に加えて普段は野外レクリエーションや環境学習の場、さらには多目的広場として利用できる施設になっているそうです。
写真のせせらぎ水路は水の流れがほとんどなく、たくさんのカエルの卵を観察することができました。苦手な方もいると思うので、写真は省略しますね。
ふたたびめがね橋へ。
めがね橋に戻ってきました。この鏡池にうまく水面を映り込ませるとめがねに見えます。
めがね橋の中から写真を撮ると、これもなんだか良い構図。水面の反射がいい感じです。
このあたりは「石の広場」となっていて、こちらもかなり広々。特に何があるわけではないけれど、なんだか懐かしさを感じます。
すぐ横の上池には、鯉が優雅に泳いでいました。鯉って長生きで、こういった大きな池だと50年ほど生きるんだそうです。この鯉は何歳かな。
さて今回はめがね橋のある宮沢遊水地まで来てみました。またもう少し暖かくなってくると草木が青々としてまた違った雰囲気が楽しめるかなと思います。
季節によってさまざまな表情を見せてくれる和泉川のおさんぽコース。お天気の良い日にはぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか♪